同居同財(読み)どうきょどうざい(その他表記)tong-ju-tong-cai

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「同居同財」の意味・わかりやすい解説

同居同財
どうきょどうざい
tong-ju-tong-cai

中国における家族の共有財産のこと。同居親が共通の資本財を有し,各人が全労働力を全員のために提供し,これらの資本財,および労働から生じる収益を共同に消費して,生活する仕組みである。共産者の範囲は一般に同居家族全員であって,妻や女も除外しないが,唐代法のように妾をこれに加えない場合もあった。家族の共産である家産の管理権をもっている (総摂) 者は,家長であって,家族にとって家産は一様に「己の有」でありながら,それを任意に消費処分できず,家長の同意なく,家産の負担となるべき契約を他人と締結することはできなかった。

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