同心結(読み)どうしんむすび

精選版 日本国語大辞典 「同心結」の意味・読み・例文・類語

どうしん‐むすび【同心結】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 堅く解けない結び方。また、そのもの。相愛の意を象徴し、夫婦の堅い誓いにたとえていう。〔梁武帝‐有所思詩〕
  3. 別離のとき、結んで贈るもの。〔劉禹錫‐楊柳枝詞〕
  4. 紐の結び方の一つ華鬘(けまん)の飾りのほか人形胸紐などに装飾として結ぶ。いれひも。華鬘結び。〔和訓栞(1777‐1862)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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