デジタル大辞泉
「名に立つ」の意味・読み・例文・類語
名に立・つ
評判になる。
「―・ちて伏見の里といふことはもみぢを床に敷けばなりけり」〈後撰・雑四〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
な【名】 に 立(た)つ
[一] (「立つ」が
四段活用の場合) 評判になる。広く世に聞こえる。名高くなる。
※
古今(905‐914)春上・六二「あだなりと名にこそたてれ桜花年にまれなる人も待ちけり〈よみ人しらず〉」
※続後撰(1251)秋中・三三二「名にたてて秋のなかばは今夜ぞと思がほなる月の
かげかな〈寂然〉」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報