名古屋[駅](読み)なごや

百科事典マイペディア 「名古屋[駅]」の意味・わかりやすい解説

名古屋[駅]【なごや】

愛知県名古屋市,中部・東海随一の規模を誇る駅。1886年,資材輸送を目的に武豊からの線路が名古屋にまで到達し,開業。東海道新幹線東海道本線中央本線関西本線が乗り入れ,名古屋近郊の普通列車以外にも中部・北陸各地への特急列車が発着し,新幹線ホームでは最短3分間隔での高頻度発着が行われている。また,隣接地には駅名こそ異なるものの近畿日本鉄道,名古屋鉄道の駅もあり,市営地下鉄も2路線が乗り入れ,さらに2004年には貨物線を転用した名古屋臨海高速鉄道あおなみ線が開通。駅南東にはバスターミナルも立地し,交通の要衝である。駅のすぐ東側には,JR東海本社所在地でもある超高層ビル〈JRセントラルタワーズ〉が建つほか,東側(桜通口)駅前周辺は再開発事業が進み,ミッドランドスクエアなどの超高層ビルが林立する景観となった。
→関連項目中村[区]西[区]

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