コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

中央本線 ちゅうおうほんせん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

中央本線
ちゅうおうほんせん

東京駅を起点に八王子,甲府,中津川などを経て名古屋にいたる鉄道。東京-岡谷間 210.4kmで岡谷からは2線に分れ岡谷-辰野塩尻間 27.7kmと岡谷-みどり湖-塩尻間 11.7kmがあり,JR東日本に属し,塩尻-名古屋間 174.8kmは JR東海に属する。全長 414.3km。 1889~1904年甲武鉄道として御茶ノ水-八王子間が開通し,06年国有化。さらに 11年名古屋まで延長された。立川で青梅線,八王子で八高線,辰野で飯田線などに連絡する。東京-高尾間は東京の通勤電車区間で,通勤,通学のための利用者が多い。全線電化。 87年4月民営化された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディアの解説

中央本線【ちゅうおうほんせん】

中部地方を横断する,神田〜代々木間および新宿〜塩尻〜名古屋間と支線(岡谷〜辰野〜塩尻間)を含むJR線。営業キロ422.6km。1900年以降名古屋と八王子から徐々に延長され1911年全通,この間1906年甲武鉄道(御茶ノ水〜八王子間,1889年開業)を国有化により編入,さらに1919年東京駅に乗り入れ,1983年岡谷〜みどり湖〜塩尻間の現路線が完成。
→関連項目東海旅客鉄道[株]名古屋[駅]

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ちゅうおうほんせん【中央本線】

東海道本線東京駅から甲府,塩尻を経て木曾谷を南下,東海道本線名古屋駅に至る386.6kmおよび岡谷~辰野~塩尻間27.7km,総営業キロ414.3kmのJR線。うち東京方211.8kmと岡谷~辰野~塩尻間はJR東日本に,名古屋方174.8kmはJR東海に属する。甲武鉄道会社から買収した御茶ノ水~八王子間と国が建設した東京~御茶ノ水間,八王子~名古屋間からなる。まず甲武鉄道の新宿~立川間が1889年3月に開業,同年8月に八王子まで延長された。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

ちゅうおうほんせん【中央本線】

中央高地を縦断し、東京と名古屋を結ぶ鉄道線。東京・甲府・諏訪・塩尻間(222.1キロメートル)および岡谷・辰野・塩尻間(27.7キロメートル)の JR 東日本、塩尻・名古屋間(174.8キロメートル)の JR 東海からなる。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

中央本線
ちゅうおうほんせん

東京都から山梨県、長野県、岐阜県を通って愛知県に至る東日本旅客鉄道と東海旅客鉄道の線路名称。神田―代々木間8.3キロメートル、新宿―塩尻(しおじり)間211.8キロメートル、岡谷(おかや)―辰野(たつの)―塩尻間27.7キロメートルは東日本旅客鉄道の管轄で、複線化率84.2%、塩尻―名古屋間174.8キロメートルは東海旅客鉄道の管轄で、複線化率85.9%、全線直流電化。本州中央部の山岳地帯を縦断する幹線鉄道で25‰(パーミル)の急勾配(こうばい)区間が至る所に連続している。東京西郊から甲府盆地、諏訪(すわ)盆地、松本盆地、木曽谷(きそだに)、東濃地方などを経て濃尾平野に至る。1889~1895年(明治22~28)甲武鉄道により飯田町(いいだまち)―八王子間、1904年(明治37)御茶ノ水―飯田町間が開業したのに始まり、1900~1911年に八王子―名古屋間が中央東線、中央西線として官設鉄道により逐次開業し、1906年甲武鉄道を国有化、1911年全通とともに中央本線となった。1908~1919年(明治41~大正8)御茶ノ水―東京間を開業して、東京を起点とするようになったが、長距離列車は旧甲武鉄道のターミナル駅飯田町に発着し、1933年(昭和8)これを新宿に移して、飯田町駅は貨物駅となった。飯田町―中野間は1904年(明治37)、甲武鉄道によって電化されたが、これは蒸気鉄道の路線に電車を併用運転した最初であり、同鉄道の国有化によって最初の国鉄電車運転区間となった。これが逐次延長されて、1930年(昭和5)までに東京―浅川(現、高尾)間の電車運転に発達した。電化は1931年、甲府以東の区間が完成したが、第二次世界大戦後急速に進んで、1974年(昭和49)までに全線の電化を完成した。1983年塩嶺(えんれい)トンネル(長さ5994メートル)の開通によって岡谷―塩尻間が短絡され、新宿―松本間の所要時間の短縮が実現している。現在の中央本線の列車運転は塩尻を境として東西に二分され、大部分の列車が篠ノ井(しののい)線に乗り入れて松本、長野方面に直通するので、中央東線、中央西線の名称は現在も運転上の通称として用いられている。[青木栄一・青木 亮]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中央本線の関連キーワード小金井ジャズフェスティバル東海旅客鉄道[株]木曾福島[町]上諏訪[温泉]富士見[町]多治見[市]春日居[町]小淵沢[町]相模湖[町]笹子トンネル上野原[市]上野原[町]土岐[市]中村[区]辰野[町]下諏訪温泉塩山[市]木曽[町]甲斐[市]東海道本線

中央本線の関連情報