名残の茶事(読み)ナゴリノチャジ

デジタル大辞泉 「名残の茶事」の意味・読み・例文・類語

なごり‐の‐ちゃじ【名残の茶事】

名残の茶」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「名残の茶事」の意味・読み・例文・類語

なごり【名残】 の=茶事(ちゃじ)[=茶(ちゃ)

  1. 口切茶事のあと約一か年、前年の茶を飲み、なお飲み残した前年の茶で、陰暦八月末から九月にかけて催す茶会。残茶。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「朝㒵につだくや菊の名残の茶」(出典:俳諧・続俳家奇人談(1832)下)

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