名田島村(読み)なたじまむら

日本歴史地名大系 「名田島村」の解説

名田島村
なたじまむら

[現在地名]山口市大字名田島

椹野(ふしの)川の下流東岸にあり、北は陶(すえ)村、東は秋穂二島(あいおふたじま)村に接し、対岸は嘉川(かがわ)村である。小郡宰判所属。

応安四年(一三七一)の今川了俊の「道ゆきぶり」に「此方も猶なた(名田)島がたとて遠きひがたなり」とみえるが、この干潟を近世開拓してできた村である。現在この地の北方に孤丘があり島とよばれているが、これがすなわち本来の名田島である。「注進案」に「当村は周芳灘のうちにある一箇の島ゆへに灘島と申伝るよし、西に椹野川を帯て周廻凡一里位ある島なり(中略)後に今のごとく一円の御開作となり、いつしか名田島の文字に書なしたる由」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む