日本歴史地名大系 「向天方村」の解説 向天方村むかいあまがたむら 静岡県:周智郡森町向天方村[現在地名]森町向天方城下(しろした)村の南東、太田(おおた)川左岸にあり、同川対岸は天宮(あめのみや)村・森町村。周知(すち)郡に属する。村名は地元では「むこあまがた」ともよばれる。寛永二一年(一六四四)の掛川領三万石郷村高帳に向天方村とみえ、高九九石余。以後掛川藩領で、正保郷帳では高一〇〇石余、うち田方七六石余・畑方二三石余・宝太(ほうたい)寺(現曹洞宗)領一石余、松山、新田ありと注記される。元禄郷帳では高一〇〇石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by