須佐之男社(読み)すさのおしや

日本歴史地名大系 「須佐之男社」の解説

須佐之男社
すさのおしや

[現在地名]幡豆町寺部 天王

小野おの川が海に入る手前の微高地に建つ。祭神は須佐之男命、ほかに御鍬社、津島社を合祀する。旧村社。「幡豆郡神社誌」に「清和天皇の御宇大納言伴善男卿三河国幡豆介に任ぜられ、当国杭里城在城の節、貞観元年鎮守神として創立」とある。大納言伴善男はともかくも幡豆郡司の三河伴氏一族とのかかわりを伝えている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android