向田邦子賞(読み)むこうだくにこしょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「向田邦子賞」の意味・わかりやすい解説

向田邦子賞
むこうだくにこしょう

1981年8月,台湾での飛行機事故で亡くなった脚本家向田邦子を記念して,その翌年から設けられたテレビ界初の脚本賞。向田邦子著作権委員会と東京ニュース通信社が共同で運営し,1年間に放映されたテレビドラマのなかから優秀なものを選び表彰する。選考委員は,演出家の和田勉,放送作家の早坂暁など 11名。以前は映画界においても報われることの少なかった脚本が,近年脚光を浴びるようになり,向田自身の作品はもとより,倉本聰橋田壽賀子山田太一といった人たちの脚本集が出版されるようになったのも,こうした賞の設立によって脚本への関心が高められたからである。

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