向能代村(読み)むかいのしろむら

日本歴史地名大系 「向能代村」の解説

向能代村
むかいのしろむら

[現在地名]能代市向能代

東雲しののめ台地突端に位置し、西は落合おちあい村、南は米代川を挟んで能代町。能代町と米代川右岸を結ぶ連絡路にあたる。

正保四年(一六四七)の出羽一国絵図に鹿之丞二六石とある。もとは鹿之丞村といい、延宝年間(一六七三―八一)向能代村と改めた(六郡郡邑記)。「雪の道奥雪の出羽路」に「落合の村よりつつみのやうなるところを行ゆきて、至る河のべを鹿之丈、あるは鹿村といふ。もと鹿の津といひしがふりにし名也となん、今は向能代とはいふ也」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む