普及版 字通 「吮」の読み・字形・画数・意味


7画

[字音] セン・シュン
[字訓] すう・なめる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は允(いん)。允に(しゆん)の声がある。〔説文二上に「(す)ふなり」とあり、口をはなさず、少しずつ吸いつづけることをいう。字はまた舌に従うことがあり、舌で巻いて吸う意。

[訓義]
1. すう、すいつづける。
2. なめる、ねぶる。

[古辞書の訓]
名義抄〕吮 スフ・ウルフ・ノムト・ノムトフヱ

[熟語]
吮吸吮血吮取吮疽吮瘡吮墨吮癰
[下接語]
引吮・飲吮・徐吮・嗽吮

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android