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吹き矢 ふきやblowpipe

翻訳|blowpipe

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

吹き矢
ふきや
blowpipe

主として南アメリカや東南アジアの諸民族が狩猟や戦闘に用いる武器の一種。直径2~3cm,長さ 2mくらいの竹または木でつくった吹き筒と,長さ 20cm,畳針くらいの太さのから成り,矢の根もとには筒口に合せてコルクの縁をつける。筒に矢を入れ,息を込めて圧縮空気の作用で吹飛ばし目標を射る。矢はココヤシの葉肋か竹ひごでつくり,先端をとがらせて猛を塗る。飛行距離は水平で 30~40mに及ぶ。マレー半島セノイ族セマン族ジャクン族,フィリピンのパラワン族,マノボ族,南アメリカのインディオコロンビアシリオノ族たちの間で今日でも用いられている。矢毒はマレー半島ではイポー毒を,アマゾン地帯ではストリキノス属,コンドデンドロン属の樹木からとったクラーレ毒を用いる。

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