吹分(読み)ふきわけ

精選版 日本国語大辞典 「吹分」の意味・読み・例文・類語

ふき‐わけ【吹分】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 吹いて物を分けること。
    1. [初出の実例]「大塩や淡路の瀬戸の吹分にのぼりくだりの片帆かくらん〈大江匡房〉」(出典:堀河院御時百首和歌(1105‐06頃)雑)
  3. 他の楽器音色拍子を分けて吹奏すること。
    1. [初出の実例]「六段の調子に合せて、砧拍子の吹分(フキワケ)に」(出典人情本・恩愛二葉草(1834)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む