呑吐(読み)ドント

デジタル大辞泉 「呑吐」の意味・読み・例文・類語

どん‐と【×呑吐】

[名](スル)のむことと、はくこと。のんだりはいたりすること。
相模灘は…太平洋の水を―して居る」〈蘆花自然と人生

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「呑吐」の意味・読み・例文・類語

どん‐と【呑吐】

  1. 〘 名詞 〙 のみこむことと、はくこと。のんだりはいたりすること。
    1. [初出の実例]「涓滴の巨海を呑吐する」(出典:正法眼蔵(1231‐53)神通)
    2. [その他の文献]〔鮑照‐登大雷岸与妹書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android