呑舟の魚は枝流に游がず(読み)ドンシュウノウオハシリュウニオヨガズ

デジタル大辞泉 「呑舟の魚は枝流に游がず」の意味・読み・例文・類語

呑舟どんしゅううお枝流しりゅうおよがず

《「列子楊朱から》舟をまるのみするほどの大魚は小さな川にはすまない。大人物はつまらない者と交わったりはしない、また、高遠な志を抱く者は、小事にはかかわらないことのたとえ。
[類語]燕雀えんじゃくいずくんぞ鴻鵠こうこくの志を知らんや薫蕕くんゆう器を同じゅうせず藜羹れいこうを食らう者は大牢たいろうの滋味を知らず

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 滋味

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む