薫蕕器を同じゅうせず(読み)クンユウウツワヲオナジュウセズ

デジタル大辞泉 「薫蕕器を同じゅうせず」の意味・読み・例文・類語

薫蕕くんゆううつわおなじゅうせず

《「孔子家語」致思から。「薫蕕」は芳香のある草と悪臭のある草の意》君子小人善人悪人とは同一の場所にいることができないことのたとえ。
[類語]燕雀えんじゃくいずくんぞ鴻鵠こうこくの志を知らんや呑舟どんしゅううお枝流しりゅうおよがず藜羹れいこうを食らう者は大牢たいろうの滋味を知らず

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関連語 滋味

精選版 日本国語大辞典 「薫蕕器を同じゅうせず」の意味・読み・例文・類語

くんゆう【薫蕕】 器(うつわ)を同(おな)じゅうせず

  1. 君子と小人、または善者悪者とは同じ場所にいることができないことをいうたとえ。〔垂髪往来(1253)〕〔世説新語‐方正〕

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