周覧(読み)シュウラン

デジタル大辞泉 「周覧」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐らん〔シウ‐〕【周覧】

[名](スル)めぐり見ること。見てまわること。「琵琶湖周覧する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「周覧」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐らんシウ‥【周覧】

  1. 〘 名詞 〙 あまねく見ること。へめぐって観覧すること。
    1. [初出の実例]「年来床しかりつる処、いつしか周覧相催し侍れども」(出典:海道記(1223頃)鎌倉遊覧)
    2. [その他の文献]〔史記‐秦始皇紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「周覧」の読み・字形・画数・意味

【周覧】しゆう(しう)らん

あまねくみる。〔史記、秦始皇紀〕二十六年、初めて天下(あは)せ、せざる罔(な)し。~(こ)の泰山に登り、東極覽す。

字通「周」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android