呪す(読み)シュス

デジタル大辞泉 「呪す」の意味・読み・例文・類語

しゅ・す【呪す】

[動サ変]《「じゅす」とも》のろう。まじないをする。
外道また虚空に向かってしばらく―・したるに」〈太平記・二四〉

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精選版 日本国語大辞典 「呪す」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐・す【呪・咒】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙 ( 「じゅす」とも。「しゅ」は「呪」の呉音、「じゅ」は慣用音 ) のろう。まじないをする。
    1. [初出の実例]「外道また虚空に向て、且らく呪(シュ)したるに、三の大山出現して、上に百余丈の樹木あり」(出典:太平記(14C後)二四)

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