味原郷(読み)あじふごう

日本歴史地名大系 「味原郷」の解説

味原郷
あじふごう

和名抄」は訓を欠く。高山寺本は味厚につくる。「日本書紀」白雉元年(六五〇)正月辛丑朔条に味経あじふ宮で賀正の礼を行ったことを記し、味経を注して「此云阿膩賦あじふ」とある。翌白雉二年一二月晦条では、この宮で僧尼二千一〇〇余人に一切経を読ませたことがみえる。「万葉集」巻六には神亀二年(七二五)の聖武天皇の難波行幸時に笠朝臣金村の作った長歌のなかに「沖つ鳥 味経の原に もののふの 八十伴の雄は いほりして 都なしたり 旅にはあれども」とあり、また田辺福麻呂が難波で作った長歌に「御食向ふ 味原の宮は 見れど飽かぬかも」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む