賀正(読み)ガセイ

デジタル大辞泉 「賀正」の意味・読み・例文・類語

が‐せい【賀正】

がしょう(賀正)」に同じ。
「何故健三が…―を口ずから述べなかったか」〈漱石道草

が‐しょう〔‐シヤウ〕【賀正】

新年を祝うこと。年賀状などに用いる語。賀春。がせい。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「賀正」の意味・読み・例文・類語

が‐しょう ‥シャウ【賀正】

〘名〙 (「正」は年の初めの月) 新年を祝うこと。現在では、年賀状や新年を祝う飾りなどに書くことばとして用いる。がせい。賀春。
続日本紀‐養老六年(722)正月癸卯「悲慕纏心、不賀正」 〔唐会要‐巻二四・受朝賀

が‐せい【賀正】

※道草(1915)〈夏目漱石〉七七「何故健三が細君の父たる彼に、賀正(ガセイ)を口づから述べなかったかの源因に就いては」

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普及版 字通 「賀正」の読み・字形・画数・意味

【賀正】がせい・がしよう(がしやう)

正月を祝う朝賀。

字通「賀」の項目を見る

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