味口(読み)あじくち

精選版 日本国語大辞典 「味口」の意味・読み・例文・類語

あじ‐くち あぢ‥【味口】

〘名〙
① ぜいたくな物を食べること。あじくい。
史記抄(1477)一九「物をすくなう食い、酒が飲みたくともちっと飲み朝夕をも淡泊にして、あぢ口を立て、活計をしたがらいでぞ」
② じょうずなうそ
※雑俳・伊勢冠付(1772‐1817)「息子めの・味口に実が入って来た」

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普及版 字通 「味口」の読み・字形・画数・意味

【味口】みこう

食欲

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