味口(読み)あじくち

精選版 日本国語大辞典 「味口」の意味・読み・例文・類語

あじ‐くちあぢ‥【味口】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ぜいたくな物を食べること。あじくい。
    1. [初出の実例]「物をすくなう食い、酒が飲みたくともちっと飲み朝夕をも淡泊にして、あぢ口を立て、活計をしたがらいでぞ」(出典:史記抄(1477)一九)
  3. じょうずなうそ
    1. [初出の実例]「息子めの・味口に実が入って来た」(出典:雑俳・伊勢冠付(1772‐1817))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む