デジタル大辞泉
「活計」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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かっ‐けいクヮッ‥【活計】
- 〘 名詞 〙
- ① くらしを営むこと。また、そのための方法や手段。くらしむき。生計。
- [初出の実例]「至レ有下好色之家、以レ此為二花鳥之使一、乞食之客、以レ此為中活計之謀上」(出典:古今和歌集(905‐914)真名序)
- 「此等の輩、何をもてか其活計をば得べき」(出典:随筆・折たく柴の記(1716頃)下)
- [その他の文献]〔白居易‐履道居詩〕
- ② ( 形動 ) ( ━する ) 豊かなくらしをすること。贅沢(ぜいたく)、享楽、気晴らしをして楽しむさま。
- [初出の実例]「一族共、様々の遊宴を尽し、活計(クヮッケイ)しけるが」(出典:太平記(14C後)二三)
- 「身をば活計にもちたがりて、辛苦をばしたうもなかりて」(出典:史記抄(1477)一九)
- ③ 酒食などを出してもてなすこと。饗応。もてなし。ごちそう。
- [初出の実例]「上殿へ被レ召之間、美作同道仕て参す。夕飯なと種々活計あり」(出典:山科家礼記‐応永一九年(1412)二月二三日)
- 「すはりし膳を二三度いただき〈略〉『御江戸へ来りて奉公をいたせばこそ、かかる活計(クハッケイ)にあふ事よ』」(出典:浮世草子・日本永代蔵(1688)六)
- ④ ( 形動 ) ( ━する ) のんびりと気ままにすごすこと。また、そのさま。
- [初出の実例]「以下は陸生かむつかしい時分ひつこふて、一期活計した事ぞ」(出典:史記抄(1477)一三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「活計」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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