味野村(読み)あじのむら

日本歴史地名大系 「味野村」の解説

味野村
あじのむら

[現在地名]倉敷市児島味野こじまあじの・児島味野一―六丁目・児島味野城こじまあじのじよう一―二丁目・児島味野城山こじまあじのしろやま児島味野上こじまあじのかみ一―二丁目・児島味野山田町こじまあじのやまだちよう

赤崎あかさき村の北、龍王りゆうおう(二〇九・五メートル)東麓に位置し、東は瀬戸内海に面する。慶長九年(一六〇四)検地帳(荻野文書)によると、田畠名請人七八人のうち屋敷名請人五二人・無屋敷名請人二六人、その他屋敷のみもつ者八人、屋敷名請人六〇人のうち家主は一三人、残り四七人は分付名請人である。「備前記」「備陽記」には枝村として井戸いどを記す。享保六年(一七二一)の田畠三九町六反余、うち塩浜三町二反余、池一三、家数一一九・人数八八五、船一二(備陽記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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