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武左衛門 ぶざえもん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

武左衛門 ぶざえもん

?-1794 江戸時代後期の一揆(いっき)指導者。
寛政5年伊予(いよ)(愛媛県)吉田藩の特産品である紙の専売制と生産者農民への課税に反対しておきた一揆(武左衛門一揆または吉田藩紙騒動)を指導。宗藩宇和島藩の仲介で要求はとおったが,武左衛門は捕らえられ,6年斬首(ざんしゅ)された。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

武左衛門

没年:寛政6(1794)
生年:生年不詳
江戸中期の義民。寛政5(1793)年伊予国(愛媛県)吉田藩に通称吉田騒動呼ばれる百姓一揆が発生した。吉田藩は特権商人と結託し,特産物である紙の専売化を計画し,紙生産者である小百姓に税を賦課し始めた。百姓たちは,吉田藩の本家である宇和島藩への越訴を実行した。このとき,一揆勢およそ9600人を指揮し,宇和島藩との交渉に当たった頭取が武左衛門である。その結果百姓側の要求は全面的に受け入れられた。しかし,吉田藩は頭取の追及を開始し,武左衛門は捕縛され,斬首のうえ獄門とされた。後世,武左衛門に対する義民伝承が生まれた。また大正8(1919)年には,顕彰碑も建立されている。<参考文献>横山十四男『義民』

(須田努)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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