呼込む(読み)ヨビコム

デジタル大辞泉 「呼込む」の意味・読み・例文・類語

よび‐こ・む【呼(び)込む】

[動マ五(四)]
呼んで中に入れる。呼び入れる。「店に客を―・む」
その方へ引き入れる。引き込む。「管に水を―・む」
[動マ下二]1に同じ。
「手よく書きける者一人を―・めて」〈今昔・二九・二六〉
[類語]呼び入れる招じ入れる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「呼込む」の意味・読み・例文・類語

よび‐こ・む【呼込】

  1. [ 1 ] 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 呼んで引き入れる。呼び入れて、そのまま出さないようにする。
    1. [初出の実例]「常に入り居ければ〈略〉落窪の君も是を今さへよびこめ給ふ事と腹だたれ給へば」(出典:落窪物語(10C後)一)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 マ行五(四) 〙 呼んで中へ入らせる。呼び入れる。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「町を通る女を、家の内より呼(ヨビ)こむもあり」(出典評判記色道大鏡(1678)一四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む