命冥加(読み)イノチミョウガ

デジタル大辞泉 「命冥加」の意味・読み・例文・類語

いのち‐みょうが〔‐ミヤウガ〕【命冥加】

[名・形動]神仏のおかげで、命拾いをすること。「生き残れたとは命冥加な人だ」

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精選版 日本国語大辞典 「命冥加」の意味・読み・例文・類語

いのち‐みょうが‥ミャウガ【命冥加】

  1. 〘 名詞 〙 神や仏の守りによって命拾いすること。思いがけない幸運で災難を免れること。命冥利。
    1. [初出の実例]「爰(ここ)夜盗(よたう)学校とさだめ、命冥加(イノチミャウガ)の有(ある)盗人に此一通り指南をさせ」(出典浮世草子本朝二十不孝(1686)二)

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