命命鳥(読み)ミョウミョウチョウ

デジタル大辞泉 「命命鳥」の意味・読み・例文・類語

みょうみょう‐ちょう〔ミヤウミヤウテウ〕【命命鳥】

《〈梵〉jīvam-jīvakaの訳。耆波耆波と音写一つのからだに頭が二つあるという想像上の鳥。共命鳥ぐみょうちょう。めいめいちょう。

めいめい‐ちょう〔‐テウ〕【命命鳥】

みょうみょうちょう(命命鳥)

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精選版 日本国語大辞典 「命命鳥」の意味・読み・例文・類語

めいめい‐ちょう‥テウ【命命鳥】

  1. 〘 名詞 〙みょうみょうちょう(命命鳥)
    1. [初出の実例]「耆婆鳥 〈略〉又云命々(メイメイ)鳥」(出典:文明本節用集(室町中))
    2. [その他の文献]〔日葡辞書(1603‐04)〕
    3. 「鼠鶉をはむ世はかなし二頭(メイメイ)鳥〈露吸〉」(出典:俳諧・東日記(1681)乾)

みょうみょう‐ちょうミャウミャウテウ【命命鳥】

  1. 〘 名詞 〙 ( [梵語] jīvam-jīvaka の訳 ) 仏語。からだは一つでありながら、頭が二つあるという想像上の鳥。一身両頭の鳥。めいめいちょう。〔易林本節用集(1597)〕

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