命定(読み)いのちさだめ

精選版 日本国語大辞典 「命定」の意味・読み・例文・類語

いのち‐さだめ【命定】

  1. 〘 名詞 〙 生きるか死ぬかを決定すること。また、その要因。特に近世幼児にとっての疱瘡(ほうそう)麻疹(はしか)などをいう。
    1. [初出の実例]「適々男子をまうけ〈略〉命定(イノチサダ)めといふ疱瘡を気遣ひがり」(出典浮世草子傾城歌三味線(1732)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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