命定(読み)いのちさだめ

精選版 日本国語大辞典 「命定」の意味・読み・例文・類語

いのち‐さだめ【命定】

  1. 〘 名詞 〙 生きるか死ぬかを決定すること。また、その要因。特に近世幼児にとっての疱瘡(ほうそう)麻疹(はしか)などをいう。
    1. [初出の実例]「適々男子をまうけ〈略〉命定(イノチサダ)めといふ疱瘡を気遣ひがり」(出典浮世草子傾城歌三味線(1732)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む