和仁貞吉(読み)ワニ テイキチ

20世紀日本人名事典 「和仁貞吉」の解説

和仁 貞吉
ワニ テイキチ

明治〜昭和期の司法官僚 大審院院長。



生年
明治3年5月12日(1870年)

没年
昭和12(1937)年12月3日

学歴〔年〕
東京帝大英法科〔明治27年〕卒

学位〔年〕
法学博士〔大正9年〕

経歴
旧宇都宮藩侍医の子に生まれる。明治29年判事となり、浦和・東京・大阪各地方裁判所に勤務。のち検事となり、長崎・大阪・東京各控訴院検事長からさらに判事に転じ、東京控訴院長。昭和6年大審院長に就任、10年まで務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学位 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「和仁貞吉」の解説

和仁貞吉 わに-ていきち

1870-1937 明治-昭和時代前期の司法官。
明治3年5月12日生まれ。下野(しもつけ)宇都宮藩医和仁元利の3男。明治29年判事,のち検事に転じ長崎,大阪,東京の控訴院検事長をつとめる。大正13年判事にもどり,東京控訴院長,大審院長となる。昭和12年12月3日死去。68歳。帝国大学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む