和気志津川村(読み)わけしつかわむら

日本歴史地名大系 「和気志津川村」の解説

和気志津川村
わけしつかわむら

[現在地名]松山市志津川町しつかわまち

松山平野の北平坦部に位置する農村。東はたに村、西は安城寺あんじようじ村、南は長戸ながと村、北は大内平田おおちひらた村に接する。慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)和気郡の項に「和気志津川村」とある。古く津の近傍にあった集落の意味から村名が生れたという。

古代には、和気郡大内おおうち(和名抄)に属したと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android