和食郷(読み)わじきごう

日本歴史地名大系 「和食郷」の解説

和食郷
わじきごう

和名抄」高山寺本・東急本ともに「和食」と記し、高山寺本は「知之岐」、東急本は「和之支」と訓ずる。「中右記」嘉保二年(一〇九五)三月六日条をはじめ、永長元年(一〇九六)七月二五日条などに「和食庄」の名がみえ、平安時代後期には摂関家領の荘園となっていた。「土佐幽考」は「在赤野之西」とするが、「日本地理志料」は「和食荘、領和食・赤野・西分・馬ノ上・長谷・桜浜ノ諸邑」とする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む