普及版 字通 「咤」の読み・字形・画数・意味
咤
9画
(異体字)
6画
[字訓] しかる・したうち
[説文解字]
[字形] 形声
声符は宅(たく)。宅に侘(た)の声がある。〔説文〕二上に字をに作り「(いか)るなり、怒するなり」とし、(たく)声とする。〔玉〕に・咤を同字として収める。舌をうちならす擬声の語で、舌うちをともなう行為をいう。
[訓義]
1. しかる。
2. 舌うちする、舌うちしてたべる。
3. かなしむ、はげしくかなしむ。
4. ほこる。
5. 宅と通じ、神を祭る酒爵をおく。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕咤 ツ・シタウチ・ツイバム 〔字鏡集〕咤 ニブシ・ツイバム・ツ・シタウチ・イカル・ヒク
[熟語]
咤呼▶・咤叉▶・咤▶・咤食▶・咤嘆▶・咤咄▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報