哀愍(読み)あいみん

精選版 日本国語大辞典 「哀愍」の意味・読み・例文・類語

あい‐みん【哀愍】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「みん」は「愍」の呉音 ) 神仏などが人々をあわれんで情けをかけること。あいびん。
    1. [初出の実例]「十方の仏菩薩、我を哀愍し給て」(出典:今昔物語集(1120頃か)五)
    2. [その他の文献]〔法華経‐授記品〕

あい‐びん【哀愍・哀憫】

  1. 〘 名詞 〙あいみん(哀愍)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「哀愍」の読み・字形・画数・意味

【哀愍】あいびん

悲しみあわれむ。

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