デジタル大辞泉 「哯吐」の意味・読み・例文・類語 つ‐だみ【哯=吐】 《「つ」は「つ(唾)」で、「たみ」は嘔吐の意の「たまい」と同語源か》乳児などが、一度飲んだ乳を吐くこと。「この君、いたく泣き給ひて、―などし給へば」〈源・横笛〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「哯吐」の意味・読み・例文・類語 つ‐だみ【哯吐】 〘 名詞 〙 ( 「つ」は「つ(唾)」、「たみ」は「たまい(吐)」と同源か ) 乳児がいったん飲んだ乳をはくこと。乳をあますこと。〔十巻本和名抄(934頃)〕[初出の実例]「此君、いたくなき給て、つたみなどし給へは、めのともおきさわぎ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)横笛) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例