哲士(読み)てっし

精選版 日本国語大辞典 「哲士」の意味・読み・例文・類語

てっ‐し【哲士】

  1. 〘 名詞 〙てつじん(哲人)
    1. [初出の実例]「求国家之遺事賢人哲士之所終始、作唐之一経」(出典:翰林葫蘆集(1518頃)七・耕閑軒記)
    2. 「空漠たる理論を攻(たづ)ねて、哲士(テッシ)の振舞に効(なら)ふことを好まず」(出典:内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉二)
    3. [その他の文献]〔逸周書‐史記解〕

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普及版 字通 「哲士」の読み・字形・画数・意味

【哲士】てつし

賢哲の人。〔東観漢記、田邑伝〕愚聞く、夫は故(こ)を釋(す)てて圖(と)を改めず、哲士は幸を徼(もと)めてに出でずと。

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