唐沢光徳(読み)カラサワ ミツノリ

20世紀日本人名事典 「唐沢光徳」の解説

唐沢 光徳
カラサワ ミツノリ

明治〜昭和期の小児科学者 慶応義塾大学教授



生年
明治11(1878)年10月20日

没年
昭和24(1949)年3月30日

出生地
東京・日本橋

別名
俳号=浜郎

学歴〔年〕
東京帝大医科大学〔明治35年〕卒

学位〔年〕
医学博士

経歴
明治44年東大小児科学教室講師、三井慈善病院小児科部長兼任。大正9年慶応義塾大学教授となり、小児科学教室を創設。昭和4年日本小児科学会が社団法人に組織替えした時、会長となった。また8年には小児保健研究会を発足させ、小児保健活動に尽力小児病、特にジフテリア研究では世界的に知られる業績を残した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「唐沢光徳」の解説

唐沢光徳 からさわ-みつのり

1878-1949 明治-昭和時代の小児科学者。
明治11年10月20日生まれ。母校東京帝大の講師をへて大正9年慶大の教授となる。日本小児科学会会頭。ジフテリアの研究などで知られた。昭和24年3月30日死去。72歳。東京出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android