唾手(読み)だしゅ

精選版 日本国語大辞典 「唾手」の意味・読み・例文・類語

だ‐しゅ【唾手】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 手につばきをつけること。勇んで仕事にかかること。〔新唐書褚遂良
  3. 簡単であること。容易であること。〔布令字弁(1868‐72)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「唾手」の読み・字形・画数・意味

【唾手】だしゆ

ことをはじめる。容易になしうる。清・魏源聖武記、一〕先づ山關を取らば、則ち關外の、唾手して得べし。此れ攻心扼吭の法なり。

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