啄木組(読み)タクボクグミ

デジタル大辞泉 「啄木組」の意味・読み・例文・類語

たくぼく‐ぐみ【×啄木組】

キツツキが木をついばんだ跡に似るところから》白・萌黄もえぎ・紫などの色糸をまだらに組むひもの組み方。よろいおどしや刀の下げ緒、掛け軸の紐などに用いる。啄木打ち。

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精選版 日本国語大辞典 「啄木組」の意味・読み・例文・類語

たくぼく‐ぐみ【啄木組】

〘名〙 紐の組み方の一つ。白・萌葱・紫などの色糸を交えて、啄木鳥(きつつき)がつついた木肌のようにまだらに組みあげたもの。掛軸の紐、刀の下緒(さげお)などに用いる。たくぼく。啄木打。

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