木肌(読み)キハダ

関連語 いばら 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「木肌」の意味・読み・例文・類語

き‐はだ【木肌・木膚・樹肌】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 木のはだ。樹木の外皮。
    1. [初出の実例]「松の節高く、木はだは茨(いばら)蹈み付(つく)る」(出典浄瑠璃・浦島年代記(1722)三)
  3. 木材の外皮をはぎ取った表面。露出した内皮の表面をいう。
  4. 赤松、杉などの外皮を去り、木はだを採り、つち打ちして木毛としたもの。塗壁材料の着色仕上げに用いる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android