啄木組(読み)タクボクグミ

デジタル大辞泉 「啄木組」の意味・読み・例文・類語

たくぼく‐ぐみ【×啄木組】

キツツキが木をついばんだ跡に似るところから》白・萌黄もえぎ・紫などの色糸をまだらに組むひもの組み方。よろいおどしや刀の下げ緒、掛け軸の紐などに用いる。啄木打ち。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「啄木組」の意味・読み・例文・類語

たくぼく‐ぐみ【啄木組】

〘名〙 紐の組み方の一つ。白・萌葱・紫などの色糸を交えて、啄木鳥(きつつき)がつついた木肌のようにまだらに組みあげたもの。掛軸の紐、刀の下緒(さげお)などに用いる。たくぼく。啄木打。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android