商長(読み)あきおさ

精選版 日本国語大辞典 「商長」の意味・読み・例文・類語

あき‐おさ‥をさ【商長】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 古代氏名(うじな)の一つ。崇峻天皇の時、呉国から帰朝した久比が呉の権(はかり)を献上したので、その子宗麿は舒明天皇の時「商長」の姓を受けたという。
  3. 古代、商品定価を監督した職。価長(かちょう)
    1. [初出の実例]「価長二人。〈掌物価市易〉」(出典令義解(718)職員)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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