善教町(読み)ぜんきようちよう

日本歴史地名大系 「善教町」の解説

善教町
ぜんきようちよう

[現在地名]堺市錦之にしきの西にし二丁

錦之町中浜なかはまの西にあり、浜六間はまろつけん筋に東面する片側町。善教寺ぜんきようじ町ともいう。町名の由来となった善教寺は文明五年(一四七三)正祐の開基。正祐は蓮如の法弟として真宗しんしゆう寺・慈光じこう寺とともに堺三坊主の一と称されたが(堺市史)、のちに宿屋寺しゆくやてら町に移転。元禄二年(一六八九)堺大絵図には「善教町」とあり、一〇筆の宅地割。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android