デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「善淵永貞」の解説 善淵永貞 よしぶちの-ながさだ 813-885 平安時代前期の官吏。弘仁(こうにん)4年生まれ。美濃(みの)(岐阜県)の人。貞観(じょうがん)4年弟愛成(ちかなり)とともに善淵朝臣(あそん)の氏姓をあたえられる。大学寮助教から15年大学博士となり,死ぬまで教官職にあった。陽成(ようぜい)天皇に「御注孝経」を講じた。仁和(にんな)元年死去。73歳。本姓は六人部(むとべ)。初名は福貞。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例