喜佐見村(読み)きざみむら

日本歴史地名大系 「喜佐見村」の解説

喜佐見村
きざみむら

[現在地名]塩谷町喜佐見

鳥羽とば新田の東、西部東荒ひがしあら川が南流し、東は塩田しおだ(現矢板市)と接する。南北に細長い山村で「喜佐見木の中」といわれ、杉の良材を産出した。宇都宮氏旧臣姓名書に喜佐見村として和気姓二名、笹沼姓一名がみえる。慶安郷帳では高九〇石余、田方一八石余・畑方七一石余。元禄郷帳の高一三五石余。元禄三年(一六九〇)の人数二一三(「玉生筋宗旨改人数帳」石下義一文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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