…江戸初期からはじまる能のシテ方喜多流の大夫の通名。初世は北を,2世以降は喜多を用い,初世以後12世までの歴代大夫は,七大夫と十大夫を通名として交互に用いた。中でも流祖初世七大夫が傑出している。(1)北七大夫(1586‐1653∥天正14‐承応2) 初世。本名長能(ながよし∥おさよし)。堺の目医者内堀某の子(《近代四座(よざ)役者目録》)。1595年(文禄4)2月,10歳のとき〈金剛方七ツ大夫〉として興福寺薪猿楽に出演(〈薪能番組〉)したのが文献上の初出。…
※「喜多七大夫宗能」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...