デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「喜多村栲窓」の解説 喜多村栲窓 きたむら-こうそう 1805*-1876 江戸後期-明治時代の医師。文化元年12月13日生まれ。江戸の人。安積艮斎(あさか-ごんさい)に師事。幕府の医学館にまなび,侍医,法眼となる。「黄帝内経素問講義」「傷寒論疏義」など,医書の注釈書を多数のこした。明治9年11月9日死去。73歳。名は直寛。字(あざな)は士栗。別号に香城。著作はほかに「柄燭(へいしょく)医談」「五月雨(さみだれ)草紙」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例