喧嘩を買う(読み)ケンカヲカウ

精選版 日本国語大辞典 「喧嘩を買う」の意味・読み・例文・類語

けんか【喧嘩】 を 買(か)

  1. しかけられた喧嘩の相手をする。
    1. [初出の実例]「自分はただうられた喧嘩を買ったまでのこと」(出典:末枯(1917)〈久保田万太郎〉)
  2. 他人の喧嘩に関係して、それを引き受ける。好んで喧嘩の相手になる。
    1. [初出の実例]「なげづきんを、鑓をとがひまで引かぶりて、けんくゎを買に来れるやっこもあり」(出典:仮名草子・東海道名所記(1659‐61頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android