嗅神経麻痺(読み)きゅうしんけいまひ(その他表記)olfactory nerve palsy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「嗅神経麻痺」の意味・わかりやすい解説

嗅神経麻痺
きゅうしんけいまひ
olfactory nerve palsy

嗅神経の走行路である鼻粘膜から嗅球にいたる間の障害で起る。鼻粘膜疾患,頭蓋骨骨折,髄膜疾患などが原因となる。嗅覚が衰えるかまったくなくなるかするが,片側だけの神経麻痺では自覚されにくい。両側の麻痺の場合は通常,嗅覚だけでなく味覚も衰えるが,基本的な味覚の識別能力は侵されていないことが多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む