嘉禾(読み)かか

精選版 日本国語大辞典 「嘉禾」の意味・読み・例文・類語

か‐か‥クヮ【嘉禾】

  1. 〘 名詞 〙 穂がたくさんついた優良な穀類
    1. [初出の実例]「故に瑞麦雨岐に秀て、嘉禾(カクヮ)九穂新なり。時の人随喜せり」(出典三国伝記(1407‐46頃か)五)
    2. [その他の文献]〔書経‐微子之命〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「嘉禾」の読み・字形・画数・意味

【嘉禾】かか(くわ)

周が得たというよい穀物。〔論衡、講瑞〕嘉禾、禾中に生ずるも、禾中と穗を異にす。之れを嘉禾と謂ふ。

字通「嘉」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む